今日(2021,3,8)、立憲民主党枝野代表とのZoom会議がありました。日本各地の8人の総支部長との意見交換会です。
わたしからは、こんな提起をしました。
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『原発をやめるのは簡単じゃない』という西日本新聞の枝野代表インタビュー記事が注目を集めました。これを読んで、「立憲民主党は脱原発の姿勢を後退させた」と受け止める人もいます。言い方を変えて頂きたい。例えばこんないい方ならよかったと思います。
脱原発は、もはや国民的合意であり、揺るがしようもない大前提だ。その当否ではなく、それを達成する手段、道筋が問われている。脱原発を実現するには、代替エネルギーや放射性廃棄物の処理、関連する雇用をどう守るかなど、確かに課題は多い。専門家の意見を聞き、「原発は当面必要」と考える人たちとも熟議を重ねて、課題をひとつひとつ具体的、科学的に克服して、脱原発を実現する。これが、自公に替わって政権を担う立憲民主党の責任ある脱原発政策である。
今後は、このような共感を集める表現で発信して頂きたいと願います。
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枝野代表の答えは、「まさにそれがわたしの言ったこと。新聞社の見出しは、予想とは違うものだった。ただ、りっけんが政権をとれば、脱原発が即刻実現する、と期待する人もいる。そのような誤解は解く必要もある。」というものでした。
現状の原発に関する議論は、「原発は当面必要だ」という人たちと「原発はなくすべきだ」と考える人たちが、それぞれ勝手に主張しあい、水掛け論を続けている状況です。不毛と言わざるを得ません。これでは脱原発は進展しません。
原発をすぐにはやめられないという人の理由もきちんと聞いて、熟議によって考えを深めあい、脱原発から生じる課題を明確化し、解決策を考えて、克服していく。それが立憲民主党の責任ある脱原発の立場だと思います。
ご意見・ご批判、お聞かせください。
立憲民主党長野県総支部連合会副代表・第5区総支部長 そが逸郎
* たくさんのご意見を頂き、主なものをわたしの返信ともども掲出しました。
長野県参院補選の市民と野党の政策協定を問題視する向きもあることから、すこし突っ込んだことを書いています。ご一読ください。
https://bit.ly/3rLEMHU