8月30日は、村の防災訓練と集落で実施する地区作業と風祭がありました。
その日は、松本の市民連合主催による市民と野党の共闘の集いがあり、わたしは杉尾参議院議員の代理で立憲民主党代表として出席せねばならず、防災訓練の後の地区作業と風祭には参加できませんでした。
今回の地区作業は道路沿いの草刈りで、隣組ごとに受け持ち区域が決まっています。わたしの組は9軒ですが、高齢化でビーバー(エンジン草刈り機)を扱える人は、6人しかいません。わたしが欠けるわけにはいかないので、事前に、6分の1+アルファの草刈りをしました。
写真の道路左下は、息子のワインブドウの畑です。遠望は、伊那谷(下伊那郡北部)。

中川村長時代、『日本で最も美しい村』連合に加盟したり、子育て支援、創業支援、住宅補助などの対策を講じて、転入人口が転出を上回った年もありましたが、少子化・人口減少の流れは逆転できませんでした。
どの市町村も、厳しい財政の中で同様の工夫をしています。しかし、市町村でできることには、限界があります。
国の考えが、都会の上場企業重視で、株価だけ吊り上げておけば経済は好調だと言い募れるという態度であるかぎり、地方の暮らしは悪くなる一途です。
東京集中を是正し、今の、庶民に偏った国民負担のあり方をまっとうに正して、国民がもっと自分の将来のためにお金を使えるように可処分所得を増やし、地方でも希望をもってのびのびと暮らせるようにせねばなりません。
そうしてこそ農村集落は未来に引き継がれていきますし、少子化も克服できると考えます。
2020,9,2 #そが逸郎立憲民主党長野5区総支部長